2018年10月29日月曜日

Amzon Fashionはアパレル通販の覇権を奪えるか?新サービスPrime Wardrobe登場。

Amzon Fashionはアパレル通販の覇権を奪えるか?


 amazonを長い間ウォッチしているが、ファッション分野だけはどうも遅れをとり続けてるように思う。amazonで家電を買う人はヤマダ電機に行けばすぐに会えるけれど、服を買っている人を見つけるのは至難の技だ。しかし、時価総額2位企業がファッションという巨大マーケットに目をつけてないわけもなく、かなりのテコ入れを定期的にしている。多くの人が気づいていないだけでAmazon Fashionは他通販を圧倒するポテンシャルを秘めている。

本格侵攻はつい最近。


 2017年から東京ファッションウィーク(東京コレクション)は冠スポンサーがAmazonに変わり名前もamazon fashion week となっている。さらに2018年春には品川にファッション部門の巨大撮影スタジオを作った。そしてそれらを駆使したと見えるAT TOKYO のページがつい最近現れた。AT TOKYOにはChristian DADA、N .HOLLYWOOD等、旬の国内有名ブランドが名を連ね、販売ページも他の商品とは力の入り方が違う。通販でファッションは気が引けるという時代は既に過ぎ去り、お洒落な服がある通販はどこだろうに大衆の心境もシフトチェンジしてきている。この2年で示した、amazonのウィークポイントであったお洒落じゃない雑多な商品群を変えていく姿勢は素晴らしい。そして、通販のもう1つの弱点、試着できない、ダメだったらどうしようを消すためにzozotownはzozosuitをそしてamazonはprime wardrobeで勝負に出た。

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新サービスPrime Wardrobe


 もともとamazonの服はamazon fashionというページで販売されており、返品システムも他商品と違いセール品でも試着して1ヶ月返品okというかなり大盤振る舞いな仕組みだった。今回登場したprime wardrobeは返品7日と実は改悪に当たる仕組みなのだが、うまくいく可能性は大きい。
 改悪なのに何故?と思うかもしれないが、amazon fashionの宣伝はほとんど無かった上、利用ユーザーはとても少なかった。対してprimeとつくprime video、prime music等のサービスはユーザーに好評な上どんどん会員を増やしている目玉コンテンツだ。そうして増えたprimeヘビーユーザーがこの新たなprimeを冠するサービスを放っておくとは思えない。今まで目立たなかったファッション部門をユーザーが気になるネームに変えただけでも広告効果は抜群だろう。
 改悪とは書いたがwardrobeにも良いところはある。amazon fashion時代は返送伝票や返品理由を自分で印刷し処理する必要があったが、wardrobeは返品前提の仕組みなので伝票は最初からついており返品する際に理由を考える必要もない。さらに商品を1度に8点注文できるため、店舗で商品を選ぶように自分の好みのものを実際に見て選択できるのは画期的だ。

EC新時代


 zozotownはzozosuitで自分にもっともフィットする服を探し、作る仕組みを産み出した。amazonは自宅をセレクトショップにしてしまう新たなサービスを打ち出した。今までのように商品写真を撮り、説明を書いて販売する通販は苦境に晒されるだろう。
 Ecサイトの新時代の幕をあけるのはやはりamazonだろうか。

 
 




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