2018年9月16日日曜日

Next generation

e-sportの躍進と新時代の到来?

変化の起きたPCコーナー

 京都に行く機会があったので久しぶりにヨドバシカメラに立ち寄った。家電量販店へいくと買い物をしなくても、どこのメーカーやどんな家電に人が集まっているかをチェックする。
 今回最も変化のあったのはPCコーナー。ハイエンドデスクトップがこれでもかと陳列させれており驚かされた。数年前まで量販店におけるデスクトップPCのニーズは衰退を続け、その中でもハイクラスのものはスマホの発展、ミドルクラスのスペック向上により需要は減少。ゲーミングモデルに関しても、コンシューマのスペックアップによりマニアックな層以外は離れてしまっていた。


ゲーミングPCの特需

今回ヨドバシカメラで最も増えていたのはマニア用だったはずのゲーミングPCだ。購入しようと触っていたのも中高生男子から大人までと年齢層も幅広い。この人気の理由は彼らの服装をみてすぐわかった。e-sportのプロチームのグッズを身につけていたり、ユニフォームを着用している。
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 日本のオンラインゲームの全盛期に多少の賞金のあるゲームは存在したが盛り上がりに欠けていたし、ユーザーの多くはスマートフォンに移行してしまっていた。これはゲームは遊びという既成概念があまりに強く、ゲームプレイをビジネスレベルまで持っていけるだけの社会環境が整っていなかったことが大きい。プロゲーマーと呼ばれるレベルのプレーヤは確かにある程度存在はしていたにせよ、その扱いはパチプロ同様暇人の趣味程度の扱いだったのは間違いない。
 その暇人たちに焦点を充てたのはアメリカ。「e-sport プロゲーマーたちの戦い」という映画がある。まだまだマイナーだったプロゲーマー達とe-sportの大会運営に焦点を当てたドキュメンタリーだ。良い年齢をした大人達がゲームを中心にした生活をする姿、大会のために練習に励む様子、熱狂するファン、壮大な大会、どのシーンも印象的だし面白い。これをみてしまうとゲームは遊びだとは一概に言うのは難しい。実際、映画でプレイされているゲーム”LOL”の大会優勝賞金は現在2億円とプロスポーツ顔負けの金額が動き、多くのプレイヤーが切磋琢磨し難易度も非常に高くなっている。
 ヨドバシカメラの変貌は、そんなゲームを取り巻く環境の変化を表しているのだろう。ゲーミングPCは20万円近い物も多い。小・中学生の子供には勿体無い、ありえないと思う人もいるだろうが、将来つきたい仕事youtuberが出てきたようにプロゲーマーも一つの職業と理解し習い事と思って買ってあげてほしいものだ。

プロゲーマーの社会地位向上と日本の躍進

 前項で書いたように、まだまだ日本のプロゲーマーへの風当たりは強い。ゲーム先進国だったはずの日本がアドバンテージを活かせず結局また韓国、中国、がアメリカに出し抜かれている。ゲーム制作のパイオニアの日本がここまで出遅れたのは手痛い事だが、少しずつ流れを変える動きも出てきた。マザーズに上場しているGamewithという会社がある。ここはゲームの攻略サイトを中心に運営している新興の企業で採用方法が面白い。1例でポケモンGoのライターの求人を見てみると応募条件がこうなっている以下の条件すべてを満たしている方・TL35以上・バトルガールが金メダル・原作の知識が豊富・英語をある程度読める。スタンダードな学歴や資格ではなく如何にそのゲームをやり込んでいるかというこの要項はゲームは仕事にならない、を根底から覆す斬新なものだ。さらにGamewithはプロゲーミングチームを作っており、プロプレーヤーの育成も積極的だ。
 上場企業がゲームプレイを仕事にしてくれる時代。youtubeのCMで話題になった「好きなことして生きて行く。」この幅はこれからもどんどん広がって行くだろう。そんな好きなこと世代の中から世界に出て行くスターがら現れるのを願っている。



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